“夜に霧吹きをしてはダメ!シミになる!”と言われることがあります。
理由は、黒い斑点が出るなどシミの原因になるからなのですが、
果たして本当にそうなのか?
実際に夜間に霧吹きをしてシミになるのか試してみました。
“冬の低温下!霧吹きにより葉に黒い斑点、シミは出るのか?”についてご紹介します。
目次
結論 ほぼ黒い斑点・シミはでない
実際に、夜間ライムポトスの葉に直接霧吹きをし、翌日の午前中まで室温10℃前後に晒す実験を3日ほど行いました。
その結果、ほぼ黒い斑点やシミは出現しませんでした。
これは私の意見ですが、おそらくポトスのような肉厚の葉の場合、少々の霧吹き程度ではシミは残らないのではないかと思います。
以下は2月15日夜~17日朝までの3日間の記録です。
2月15日夜 室温10.8℃ 湿度48%
実験初日、ライムポトスの葉に直接霧吹きをしました。
2月16日朝 室温9℃ 湿度50%
なんとたった1日で変化がありました!
昨夜15日の状態
翌16日朝、赤丸で囲った部分に黒い傷が出ました。
2月16日昼 室温12.2℃ 湿度37%
さすがに朝からは変化なし。
やはり昼間といえど冬の寒さの影響で葉がしんなりしています。
2月17日昼 室温14.5℃ 湿度44%
新たな傷は出現していません。
葉裏
まとめ
やはり黒い斑点やシミがはっきり出てくるのは、直接根が傷むことと関係しているのではないでしょうか。
確かに、今回直接霧吹きをかけたことで葉の一部が黒く傷みました。
ただ、これが霧吹きによるものなのか、単に寒さによるものなのかはっきりしません。
原則として夜間や低温時に霧吹き、水やりをすることはおすすめしません。
根が傷むと葉が茶色くなって枯死することもあるからです。
正しい葉水のやり方については以下を参考にして下さい。