


なぜポトスに新しい品種が誕生するのか?
結論から先に言うと、
新品種が誕生し続ける理由は、「自然突然変異」が起きるから。
そして、それを生産者さんが発見し、選抜して育種をするからです。
次々と新しい品種が誕生していますが、そもそも、どのような仕組みなのかを解説します。
まず、変異の発生から誕生までの基本的な流れは写真2、3の通りです。
※1.自然突然変異の発生では、緑葉→斑入りとなっていますが、斑入り→異なる斑入り等、バリエーションが変わっていきます。
自然突然変異とは、人が意図的に変異を起こさせるのではなく、自然に現れる変異のこと。
簡単にいうと、“設計図のコピーミス”です。(写真4〜6)
ポトスは葉を増やすなど、成長するときに、細胞分裂を繰り返します。
細胞は、その品種が持つオリジナルの設計図通りにコピーを繰り返します。
例えば、テルノリンダなら「テルノリンダの設計図」というものがあり、その通りに細胞を増やします。
しかし、コピーを繰り返す作業の中で、時々エラーが起きます。
このエラーが突然変異です。
ポトスの突然変異の例
・斑入り
・羅紗葉
・裏突起
・巻き葉
・カール
・矮性(小ぶり)
など。
さらに、育種を重ねることで、斑入り+羅紗葉(例.テルノグレース)のような複合的な変異も現れます。
次回は、突然変異の一つである羅紗葉について、『なぜ羅紗葉が発生するのか?』メカニズムについて解説したいと思います。