![バレンシアの育て方](https://pothos1.com/wp-content/uploads/2023/04/021-6.jpg)
このバレンシアは、現在さまざま登録品種のポトスを作出しているテルノワールドさんの原点ともいえる品種。
三大ポトスといわれる、ゴールデンもライムもマーブルクイーンも長い歴史の中で誕生した品種ですが、誰かによって公式に登録されているものではありません。
しかし、バレンシアは違います。
ポトス初心者の方でも分かるように、“ポトス・バレンシアの育て方”についてご紹介します。
目次
ポトス・バレンシアの特徴
![ポトスバレンシア](https://pothos1.com/wp-content/uploads/2023/04/113-1633-20230410.jpg)
ゴールデンポトスの枝変わりであるパステルシャワーのうち、黄斑の部分が多く発色の良い個体から完成した園芸品種。
日本初のポトス種苗登録品種。
![ポトスバレンシア](https://pothos1.com/wp-content/uploads/2023/04/113-1057-20230410.jpg)
尚、「フラッシュ」という品種がありますが、これはバレンシアと同一品種です。
作出者であるテルノワールドの伊藤輝則氏によると、当初、農林水産省に「フラッシュ」で種苗登録申請したのですが、同名の植物があったため新たに「バレンシア」と命名し、変更に至ったそうです。
![ポトスバレンシア](https://pothos1.com/wp-content/uploads/2023/04/113-1024-20230410.jpg)
テルノシリーズのポトスは頭に“テルノ”〇〇(例、テルノアマゾン)と付くのですが、バレンシアは唯一、“テルノ”が付かない品種です。
ポトス・バレンシア育て方のコツ
![](https://pothos1.com/wp-content/uploads/2023/04/113-1021-20230410.jpg)
ゴールデンポトスより黄色の発色がよく、黄斑の部分が多いです。
バレンシアに限りませんが、斑が多いということは強光には弱いです。
そのため屋外であれば日除けのできる場所、室内であればレースのカーテン越しなどの“半日陰”で栽培します。
ただ、私たちが“半日陰”だと思っている場所は、ポトスにとっては想像以上に“日陰”であることがあります。
そうすると、斑が薄くなったり消えるなど緑葉に戻る先祖返りを起こしてしまいます。
>>ポトスの葉模様・斑が薄い!消える!葉色が濃くなる原因と対処法
一方、明るく風通しの良い場所を選ぶことで黄斑がはっきり出現、維持できます。